ろくでなし子裁判が一気に茶番化?「約900万円の最先端機器でアレを作ってみた」

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今回も表現規制問題に関するテーマとして『ろくでなし子裁判』について書くが、はじめに立場を表明しておく。私は一部の極論フェミ一派に対して否定的であり、過去に何度も非難する内容の記事を掲載してきた。しかし、ろくでなし子氏の主張とそれらとは別物として扱っている。こういう前置きは必要ないとも思うのだが、現状は 「ろくでなし子を庇えばお前もキ○ガイフェミだ!」といった反対側の極論を吐く輩が多いため、あえてお目汚しさせていただいた。どれだけ暴論しか吐けないようなフェミ一派がろくでなし子氏に群がろうと、表現規制にNOと言う立場である以上は、最前線で戦っているろくでなし子個人を応援する。

●検察側がどうしてもとゴネた3Dプリンタは約900万円

さて、6月16日にろくでなし子の『マン型裁判』の第三回公判が東京地裁で開かれた。そこでの検察側の証人尋問で、3Dプリンタで実際に出力された “ろくでなし子のマン型” が用意される事となった。

ところが、検察が求めた物は科学捜査研究所(科捜研)が持っている”プロ仕様”の3Dプリンタで出力したマン型で、それでは一般的な家庭用プリンタでの使用と意味が違ってしまうと弁護側が猛反発していた。しかし結局は検察側の意見が認められ、プロ仕様3Dプリンタで出力されたろくでなし子マン型がお披露目される事となったのだ。

尋問が開始され、法廷に科捜研の職員が立つと、ダンボールに入れられたマン型が運び込まれたのだが、「わいせつな物かもしれない」という前提があるため、傍聴席からは見えないように『箱の中身はなんじゃろな』的な処置が施されていたようだ。もうこの時点で行われている事は “法廷コント” であり、これが何らかの競技であればろくでなし子の判定勝利が確定したと言って良い展開である。

さて、さらにコント化に拍車をかけているのが検察側がどうしてもとゴネた科捜研の3Dプリンタである。これは尋問の内容によると『ZPrinter 650』で、価格は値引きされていなければ約900万円もする。さらに本体サイズもオフィス用のコピー機3台分はあるかもしれない”ガチ”な代物で、ろくでなし子が想定したであろう家庭用の3Dプリンタとは用途から何からまったくもって別物だ。

こんな最先端機器を使って何を出力しているのかという話なのだが、それが裁判長の判断で「証拠能力がある」とされてしまったからさあ大変。それぞれエリート街道を進んで来たであろうオトナ達が、マジメな顔で無駄に精密なろくでなし子のマン型を恐れ慄きながら扱い、ああだこうだとツバを飛ばし合ったのである。

弁護側は裁判終了後の報告会で「科捜研のプリンタは石膏を使うので精巧な物が出来る。一般的な家庭用プリンタはチャチな仕上がりにしかならない樹脂を使うので、今後そういった点をこちらから反論して行きたい」といった内容の発言をしており、しばらくの間は検察側と弁護側が材料の違うマン型を用意して激論を繰り広げるという珠玉のコントが楽しめそうだ。

ろくでなし子裁判はこのように「バカじゃねえのか?」と言いたくなるマヌケな内容になっており、これこそ日本の性器を巡る、またわいせつに関する法律の重大な欠陥を示している。日本人の性器は男女問わず、このような全く現実的ではないバカ過ぎる法律によって管理されているのだ。その事を法廷コントとして世にアピールしただけでも、ろくでなし子の戦いには意味も戦果もある。

この裁判の内容を知った人々はこう思うだろう。「日本のわいせつ基準はバカげている」と。したがって、先程も述べたように、この裁判の結果がどうなろうと、仮にろくでなし子氏が有罪になろうと、彼女はすでに “判定勝ち” を確保しているのだ。

引用:tokyo breaking news

ほんと茶番も甚だしい。芸術と言っても多岐に渡るものだ。海外では女性器や男性器をモチーフにした作品が五万とあるし、それが美術館で収蔵され大切に扱われている事も一箇所や二箇所ではない。そこに来て猥褻物云々でのこの裁判である。茶番と言わずしてなんと現す事が出来ようか。

もちろん、この作家の作品自体に美術品としての強度がある無いで言えば大した作家ではないと私は思っている。しかし、多くの時間と金を作って何ら影響力もない(そんなに売れっ子作家ではなく私の体感的には若手中堅作家という位置だ)人間をスケープゴートにするのだから、日本の検察や司法というのはロクでもない奴らである。これに似た例が日本の美術史でもかつてあった罪状は別であったが最近亡くなった赤瀬川原平の偽札騒動がそれである。あの時代からこの国は文化というものに対する考え方がなんら進歩していない後進国なのだ。

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主に政治、時事ニュース関連の記事をアップするブラック会社勤務のアラサー

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