安価な合成麻薬「フラッカ」、低所得層にまん延 米フロリダ州

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【AFP=時事】麻薬としては破格の安さで手に入る上、使用者を死に至らしめることもある強力な合成麻薬が米フロリダ(Florida)州で急速にまん延し、数十人が死亡する事態となっている。

米マイアミの全裸男、ドラッグが「食人行動」に駆り立てた?

この薬物「α(アルファ)-PVP」は「フラッカ」や「グラベル(砂利)」とも呼ばれる。摂取した男性が、幻覚で見たイヌから逃げようと裸で街路を疾走するというシュールで痛ましい事例も発生している。

その安さゆえに「5ドル(約600円)の狂気」とも呼ばれるフラッカは中国で製造されており、化学的には危険ドラッグと似ている。

フロリダ州南部、マイアミ(Miami)のすぐ北に位置する観光地、ブロワード(Broward)郡はフラッカによる薬物汚染がとりわけ深刻な地域だ。

フラッカはインターネットを通じて1キロ当たり1500ドル(約18万5000円)で購入できる。コカインの15分の1以下の値段だ。

州当局が今月発表したブロワード郡での麻薬乱用についての報告書によると、中国から少量ずつ郵送されたフラッカを麻薬ディーラーが分配している。複数の中国企業がフラッカを自宅へ直接送り届けるとインターネット上で公然と宣伝している。

同州の麻薬市場を数年間研究してきた、ノバ・サウスイースタン大学(Nova Southeastern University)の疫学者ジェームズ・ホール(James Hall)氏は、「フラッカは非常に毒性が高く、効果が長く続くよう、そしてより中毒性が高まるよう意図して作られた可能性もある。その方が利益が出るからだ」と指摘する。

昨年9月に初めてフラッカがブロワード郡の街路に登場して以来、この麻薬の摂取によって同郡で亡くなった人は34人に上る。

フラッカがもたらす深刻な悪影響は数多い。当局によると、フラッカは他の高価な薬物よりも摂取による異常行動が早期に出ることが多いという。

心臓の障害や攻撃的な行動や妄想、そして多くの場合精神障害を生じさせる恐れがあるほか、摂取者の体温が40.5度を超えて上昇することもある。

ホール氏によれば、「(薬による)犠牲者たちは着ていた服をちぎり、体に火がついてしまったと考えることもある。自分を殺そうとする他人や幻覚で見た動物に追われていると思い込み、ひどい興奮状態で路地を走り回ることもある」という。

同郡フォートローダーデール(Fort Lauderdale)警察のダナ・スウィッシャー(Dana Swisher)氏は、低価格ゆえにフラッカは、主にホームレスなど貧困にあえぐ不安定な社会階層に属する人々の間でまん延していると指摘する。

当局は流通ルートの遮断に取り組む一方、ある合成麻薬を取り締まれば、また別の麻薬が取って代わるというサイクルが今後も続くとみて警戒している。

引用:Yahooニュース

合成麻薬、脱法ハーブ、人為的に強力にした麻薬は危険極まりませんね。

米国でも大麻が合法化されつつあり、人工物よりも自然の物の方が良いかもしれません。

ゾンビ騒動がアメリカで起きた時もこのドラッグの常用者による犯行で、少しロマンが無いなと思ったりしましたが(不謹慎ではありますが)あまりに度を越えた人工的なドラッグ、脱法ドラッグは人格や身体を破壊すると考えて間違いないでしょう。

アメリカのいくつかの州で大麻が合法化された現在、今後その影響によって事態は好転するかどうかは歴史が証明するでしょう。

 

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popopopo

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主に政治、時事ニュース関連の記事をアップするブラック会社勤務のアラサー

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